非対面が主流になりつつある生保プロモーション。ニューノーマルへの対応をし始めた各社の取組をご紹介

インターネットの普及に伴い、近年ではさまざまな事業がオンラインに対応するようになりました。一方、生保業界ではネット生保が登場して10年以上経った現在でも、対面での営業が主流とされています。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、生保業界の状況も変化しています。

本記事では、ニューノーマルへの対応をし始めた生保業界での実際に実践されている取組をご紹介します。


新型コロナウイルス感染症の影響により変化する生保業界

生保業界は、これまで対面でのやり取りが主流でした。生保の契約内容は顧客一人ひとりに合わせて設定していく必要があり、円滑にやり取りを進めるためには対面が必須であったためです。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、対面でのやり取りが困難になりました。実際、生命保険大手4社の令和2年9月中間連結決算では、新契約保険料(年換算)は4社とも53.1~18.5%減と大幅に落ち込む結果となりました。


一方で、オンラインを活用した非対面型の生保プロモーションは、着実に結果を残しています。オンラインですべての手続きを完了できるライフネット生命保険では、2020年度第1四半期の新契約保険料(年換算)が141.9%の伸びを示しており、同社として過去最高業績を達成しています。


ニューノーマルへの対応をし始めた各社3つの取組

非対面型の生保プロモーションで結果を出すために、実際に生保業界で行われている取組を3つご紹介します。

① 全商品のオンライン販売を開始

2020年6月29日には大手生命保険会社の第一生命がコロナ流行に伴い、展開している全商品のオンライン販売を開始したことが新聞各紙で取り上げられ、以降生命保険各社のオンライン販売開始が続いています。生命保険商品のオンライン販売では、LINEやビデオ会議などを用いて、顧客と販売員が一切直接会うことなく契約を締結。各社非対面でのオンライン販売を試行錯誤しながら取り組む状況が続いています。


② LINEを活用した効果的なプロモーション

スマートフォンで利用されているアプリのなかでも、トップの使用率を誇るのがLINEです。生保業界では、LINEを活用したプロモーションが採用されるケースも多くみられるようになってきています。チューリッヒ生命では、企業が運営する公式アカウントを開設しました。「友だち登録」することで、開設動画や漫画の視聴、チャット機能による質問などが行えます。[注1]

[注1]チューリッヒ生命LINE公式アカウント開設


③ 保険販売店がアプリ開発によりDX対応

株式会社アイリックコーポレーションから、必要な情報を入力することで、顧客一人ひとりに最適な契約内容を提案してくれるアプリがリリースされました。対面での接触による新規契約獲得が困難な状況のなかで、アプリを通じて非対面による囲い込みや送客を可能としています。[注2]

また、保険証券を管理できるアプリも登場しています。アプリを通すことで、オンラインで保険の内容の確認や販売員との相談が可能です。

こういったシステムやアプリも、非対面での販売チャネルになるような努力の1種であり、保険販売におけるDX化の模索が始まっています。

[注2]新しい保険相談のカタチ。おうちで『保険クリニック』最短5秒であなたに合った保険を教えてくれる!「いっきゅうファミリーの保険ロボアドバイザー」リリース


まとめ

デジタル施策を取り入れた最適で効率的なプロモーション方法を検討しましょう

新型コロナウイルス感染症の流行を受け、世界中の人々は生活の在り方を考え直さなければならなくなりました。生保に対する意識も大きく変化しています。これまでは対面営業が主流だった生保業界も、時代の変化に合わせて変わらなければなりません。

ニューノーマルでの新たなカスタマージャーニーを再構築し、デジタル施策が必要な部分を埋めていくことが大切です。たとえば、対面でのやり取りを主流としてきた販売員が、zoomやLINEのようなデジタルツールをうまく活用した効率よく多くの顧客と接触できるような環境作りが重要だといえるでしょう。


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