紙媒体とデジタル媒体の「共存共栄」には何が必要?

「ネットニュースや電子書籍が普及して大分経つけど、

 新聞も本もまだ普通に売られてるよね。今後も紙の本や新聞が消えることはないのかな」

本や新聞や広告などあらゆる印刷物で、デジタル媒体のものが出てくるようになりました。

とはいえ、大概どこの街にも書店はありますし、紙媒体が廃れる気配は感じません。

今後、紙媒体とデジタル媒体は共存できるのか、そのためには何が必要か、

それぞれの長所と短所から見ていきましょう。


「目に情報が入りやすい」紙媒体

本や新聞やパンフレットなどの紙媒体の長所は以下の通り。

① 一覧性の高いコンテンツが作れる

一覧性とは「一目で全体の情報を見渡せること」。

新聞や雑誌はめくって見るだけで、大まかな情報が分かります。

紙媒体のほうが、より多くの情報を見てもらえる可能性が高いです。


② 長期間保管してもらいやすい

紙媒体のものは、購入した方で保管してもらえるのも特徴です。

コンテンツによっては、何年、何十年と保管してもらえる可能性もあります。

一度読者の手に渡れば、その後コンテンツを運用しなくて済むのも便利ですね。

一方、紙媒体にはこんな短所があります。

① 情報にタイムラグが生じる

紙媒体は記事を準備してから印刷して、配布するまでに時間がかかります。

そのため、今起こったことをリアルタイムで伝えることはできません。

1秒でも早く情報を広めたい時は、デジタル媒体の方が向いているでしょう。


② 配信後の修正が困難

紙媒体の場合、一度印刷したものは自由に内容を修正することができません。

何か修正事項が出てきた場合、手直ししたものを新たに印刷することが必要です。

最新の情報を反映させながら配信するには、デジタル媒体のほうが向いてます。


まだ根強い「紙媒体」への人気

2019年に日本製紙連合会が、コンテンツごとにデジタル媒体と紙媒体のどちらを
利用したいかアンケートを実施しました。[注1]

アンケートでは、書籍は73.5%、漫画は62.1%、新聞は54.9%の人が「紙媒体で利用したい」という回答に。

ここ最近、デジタル媒体の普及で追いやられているように見える紙媒体ですが、
世間的にはまだ紙媒体への人気はかなり高いんですね。


「一度に多くの人の目に入る」デジタル媒体

一方、電子書籍やネットニュースなどのデジタル媒体の長所は以下の通り。

① 即座に情報を拡散できる

デジタル媒体のコンテンツは、瞬時でWEB上へ投稿できますよね。

世界中にすぐ情報を広められる点では、紙媒体よりもかなり優れています。

さらに一度投稿したコンテンツを、手軽に修正して更新できるのも特徴です。


② 特定の層にアプローチできる

デジタル媒体なら、ユーザーの検索履歴やアクセス履歴と連携させられます。

コンテンツのターゲット層と合致しそうなユーザーに、
効率強くピンポイントでアプローチできるのはかなり強みですね。

その半面、デジタル媒体にも以下の短所があります。

① すぐに離脱される危険性がある

デジタル媒体は手間をかけずに作れる分、次から次へとコンテンツが配信されています。

そのため、ユーザーはネットを見ながら膨大な情報を処理していかないといけません。

一つのコンテンツに注目する時間も短くなるので、

ユーザーがパッと見ただけで離れていってしまうリスクも十分あります。


② トラブルの影響を受けやすい

デジタル媒体のコンテンツは、サーバーやデータベースなどで管理されます。

これらのシステムの障害が発生したら、コンテンツにも悪影響が出やすいです。

一度トラブルが起これば、復旧するまでの間コンテンツを提供できなくなります。


【まとめ】

今回、紙媒体とデジタル媒体を比較してみて、以下の長所と短所があがりました。

端的にまとめると「ターゲットを絞らずに広くアプローチをかけたいなら紙媒体」
「ピンポイントの層にアプローチしたいならデジタル媒体」が良さそうです。

状況にあわせて両者をうまく使い分けられれば、より効率のいいPRができますね。


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